そんなに希望をもって税理士目指してない
税理士になって開業を目指すのも将来に希望を持っての行動じゃない。むしろ将来に対する不安が動機の1つだったりする。といってもキャリアプランが~とか大層なものではなく、プライベートがクソで人間関係がうまく構築できないくせに、1人で生きていける自信もない人間だってのが理由だ。
ぶっちゃけ勤めている会社はまぁまぁの優良企業だと思う。残業代もちゃんと出るし10人に1人くらいは知ってる会社で、無職のスタディルンペンだった自分にはもったいないくらいのホワイト企業だ。そろそろ幹部社員って言ってくれるも上司もいる。勤続年数だけで言えば順調な出世といってもおかしくない。
だけど、ただ生きるのでさえ気力を振り絞らないといけないような人間が、このまま会社にいて責任がもっと重くなって業務に忙殺された時、仕事以外のことに頭が回る気がしない。それで気が付いたらおじいちゃんになってる未来なんて地獄だ。
普通のサラリーマンなんて所詮組織の中な一個人でしかないわけで、自分みたいにプライベートがクソで仕事するだけで精一杯の人間なんてそこから放り出されたら本当にただのうんこ製造機になってしまう。
それに会社の知り合いの中でそこから離れて付き合える人間がいるか?っていったらどうだろう。多分いないよなぁ。
それなら、「仕事=社会との繋がり」に直結する専門家として社会の中で生きていけたら一石二鳥なのではないか。そんな風に思って税理士開業を目指してる。医者とかの方がいいかもしれないけどそんな頭も時間もないし、今自分にできることで実現可能性が一番高そうなのが税理士なので。
家庭もあって友人も多けりゃこんなこと考えないのかもしれないけどさ。
両方ない人間が両方ないまま生きていかなきゃならなくなって、それでもまだ諦めきれない時に、ほんの少しでも気を紛らわせる状況だったら-100が-50くらいにはなるんじゃないかな。